永続可能な時代を夢見て 景気の波を振り返る

世界の暮らしやすさ、の指標である景気の好況不況は、定期的にやってくるようだ。
アリとキリギリスの寓話のように、準備しておいて損はない。

よいことがあれば、悪いことがある、悪いことがあれば、また夜が明ける。

ようは変動するということだ。
どのくらいの周期で景気変動するのか?
大雑把に言って10年周期だ。意外と短い、あまり意識されていない。

直近から過去を見てみる。

2009年 リーマンショック
2000年 金融危機
1990年 バブル崩壊
1980年 ここは日本では、空前の好景気だったが、世界、特に欧州を見ると、アジア(特に日本)の新興により経済が行き詰っていた。
1973年 ニクソンショック、オイルショック
1964年 1962年の東京オリンピックの特需で顕在化は遅れたが、終戦後の好景気維持が初めて景気停滞を迎えた

1950年 朝鮮半島動乱、本来終戦復興から抜けきれない状態だったが、自由主義共産主義の争いという外因によって乗り切った
1939年 大戦 1945年 終戦

見事に10年周期でやってくる。原因は、なんだろうか? わかれば備えができる。

太陽黒点の周期が11年で、気候への影響があり、それが出ているという説がある。バネのように行き過ぎれば戻るのも自然の摂理だ。別の大きな波もあるかもしれない。

いずれにしても、2020年は要注意といわれている、具体的比較事例では、1964年例のように、東京オリンピック準備の建設ラッシュが終わった反動の時といわれている

2021年か2022年、今度はどのくらい長く波があるだろうか?

アリとキリギリスの寓話のように、準備しておいて損はない。

よいことがあれば、悪いことがある、悪いことがあれば、また夜が明ける。準備しすぎることはない。

永続可能な時代を夢見て、備えていこうと思う。また備えるべきだとも思う。

2018年1月26日 鈴村延保

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